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事例

★SAFEクリニックへ相談される方の例 ~受診に至るまで、このような経緯で相談に来られています~
※ ケースはあくまで架空のものであり、特定の個人とは関係ありません

■ケース1:Aさん(21歳男性 大学生)の相談

 勉強やサークルで忙しく、睡眠不足の日が続いていました。3か月くらい前から、人とすれ違うと顔をしかめられているように感じていました。 次第に少し離れた場所にいる人からも視線を感じるようになり、外出が苦痛となっていきました。教室の中では、クラスメイトが自分の噂話をしているような気がして落ち着きませんでした。
 学校を休みがちとなり、1か月前からは自分の部屋に一人でいても誰かに見られているような感じがして、カーテンを閉め切って過ごすようになりました。前より元気がなくなり、口数が減り、食欲もわかなくなりました。近頃は誰かに嫌がらせをされたり、危害を加えられたりしないか不安で仕方ないです。

教師のすすめで大学のカウンセラーに相談
カウンセラーからSAFEクリニックをすすめられた
■ケース2:Bさん(19歳女性 専門学校生)の相談

 喫茶店でアルバイトをしていましたが、先輩から厳しい指導を受け、悩むようになりました。他の店員まで自分の行動を監視しているような気がしました。他人が信じられなくなり、自分の悪口をインターネットが介して言いふらされているのではないかと心配するようになりました。
 また、自分が考えていることが周囲の人に知られ、こころを読みとられているように感じ、怖くなってアルバイトをやめました。
 学校には行っていましたが、目にするものやいろんなことに意味があるような気がして、周りの雰囲気がしっくりこず、不気味に感じることがありました。

自ら近所の心療内科クリニックを受診
心療内科クリニックの医師からSAFEクリニックをすすめられた
■ケース3:Cさん(17歳男性 高校生)のお母さんからの相談

 母からみて、Cさんは高校に入学し勉強や部活動を頑張っていましたが、数か月くらい前から表情がなくなり、会話をしていても内容が漠然としていてわかりづらくなっていました。何をするにも集中力がなくなり、成績が急に落ち、忘れっぽくなったように見えました。
 エアコンの音やドアを開け閉めする音が大きく聞こえてわずらわしいと言うようになりました。さらにちょっとしたことで怒り、よくイライラするようになり、家族に対しても疑り深くなっていました。エアコンの音に混ざって、「だめだ」「それをするな」といった批判や、命令するような声が聞こえるようになったそうです。
 ついには不登校となり、自分の部屋にひきこもり、独り言を言っていることが多くなりました。

母がSAFEクリニックのホームページを見つけて、電話で相談